宮脇咲良 10周年記念曲でセンター「賛否両論あると思う」

[ 2016年3月6日 11:05 ]

HKT48の宮脇咲良

 HKT48の宮脇咲良(17)が9日発売のAKB10周年記念シングル「君はメロディー」のセンターを務めている。この曲には、かつて「絶対的エース」と言われた前田敦子(24)ら卒業生も参加。20周年に向けてグループを引っ張っていくバトンを受け継いだ形だ。前田に対する思い、エースへの心構えを聞いた。

 ――前田さんは現役時代に「絶対的エース」と呼ばれていましたが、宮脇さんもこれからエースになる?

 「なりたいですけども…。う~ん、難しいですね。でも、先輩たちが支えてくださっているという面では本当にありがたい環境にいると思います。前田さんは1期生で常に先頭を走っていたけれど、私は周りに先輩がいっぱいいるので、先輩に頼って助けていただきながら頑張りたいと思います」

 ――やはりエースだった前田さんのことを意識しますか?

 「昔の前田さんの映像を見て“こんなに輝いていたのか~!”と思って、自分と比べたりはします。今までのAKBを引っ張るセンターに立ってきた方なので、あこがれはしますね」

 ――宮脇さんとしては、もう誰にもセンターを渡したくないでしょう?

 「そんな強気じゃないですけど…」

 ――でも、次のシングルでもセンターになりたいですよね?

 「次のシングルですか!?全く次のことは考えていなかったです。今年初めてのシングルなので、今はとにかく、いいスタートになればという感じですね」

 ――この曲でどんなセンターを目指しますか?

 「今回初めて私のことを見る方も多いと思うので“こんなAKBは初めて見た!”と驚いてもらえるように頑張りたいです」

 ――最後にファンに向けて一言お願いします。

 「10周年記念という凄いシングルでセンターに選んでいただいて、賛否両論あると思うんですけど、ファンのみなさんに支えていただき、私なりに全力で頑張りたいと思っています」

 ――賛否両論という点では、前田さんにもアンチがいたし、アンチがいることがエースの証という考え方もあります。応援しています!

 「頑張ります。ありがとうございます(笑い)」

 ◆宮脇 咲良(みやわき・さくら)1998年(平10)3月19日生まれの17歳。鹿児島県出身。2011年7月、HKTの1期生オーディションに合格。同年11月、劇場公演デビュー。12年の総選挙で47位、13年は26位、14年は11位、昨年は7位と着実に上昇。14年11月発売のAKBのシングル「希望的リフレイン」で渡辺麻友とダブルセンターを務めた。HKTのチームK4の副キャプテンで、AKBのチームAを兼任。愛称・さくら。

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