「あさが来た」撮了 波瑠 約10カ月の撮影振り返り涙

[ 2016年3月6日 05:30 ]

並んでポーズをとる波瑠(左)と玉木宏

 NHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜前8・00)が5日、大阪市内の同局でクランクアップした。

 主人公・白岡あさを演じた女優の波瑠(24)は、脚本を担当した大森美香さん(44)らから花束を贈られると感激。ラストシーンを撮り終え、「終わったという実感はないけど、こみ上げるものがあって涙が出た」と目元を拭った。

 約10カ月に及んだ収録を振り返り、「こんなにたくさんのセリフと格闘したのは初めて」と、ちまたで流行したあさの口癖“びっくりぽん”さながらの日々だったことを告白。「最初から最後まで放言に悩まされた」と京都弁、大阪弁の難しさに苦労したことも明かした。

 そんな波瑠に、夫・新次郎役の玉木宏(36)は「忍耐力も付いたと思う」と女優としての成長ぶりに太鼓判。姉・はつ役の宮崎あおい(30)は「いろんなことを実現するあさには感動した」とねぎらった。

 通常、最終シーンの撮影は公開されるが、「視聴者の皆さんに楽しみにしてもらいたかった」(佐野元彦エグゼクティブプロデューサー)との理由で今回は非公開。最終回は4月2日に放送。4日からは、生活総合誌「暮しの手帖」の創業者らをモチーフにした高畑充希(24)主演の「とと姉ちゃん」が始まる。

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2016年3月6日のニュース