石丸幹二「痛めつけるシーンは喜び」、ドラマの悪役経験生かす

[ 2016年3月5日 17:22 ]

ミュージカル「ジキル&ハイド」初日囲み取材に出席した(左から)笹本玲奈、石丸幹二、濱田めぐみ

 俳優の石丸幹二(50)、女優の濱田めぐみ(43)が5日、都内で主演ミュージカル「ジキル&ハイド」の初日囲み取材を行った。

 12年に大ヒットしたミュージカルの再演。石丸は「4年あっという間でしたね。(キャストが)新しいことにチャレンジして化学反応をお見せできれば」と意気込んだ。

 石丸は穏やかなジキルと凶暴なハイドという2つの人格を持つ主人公を演じる。役作りについて「ハイドになって濱田さんを痛めつけるシーンは喜びの中でやってます」明かし、笑いを誘った。「ハイドは抑圧するものがないので痛めつけるシーンもサクサクやってます」とのこと。悪役を演じることについては「1つの役を経験することで自分の中に取り込む。それでやってはいけないことを学ぶという感じです」と明かした。

 また大ヒットドラマ「半沢直樹」で半沢と敵対する悪役の上司を演じたことを引き合いに「ドラマでとんでもない役を経験しまして、そこで得たことはハイドに生かせてるはず」と自信をみせ、「そういう経験してよかった」と笑みを浮かべていた。

 しかし石丸の劇団の後輩にあたる濱田は「劇団時代もスター。みんなが寄ってくる先輩。人気でそういう星を持っている人なんだなって思った。優しかったですしね」と振り返った。そして「おっとりしているようでものすごく気にしい」と先輩の素顔を明かしていた。他に共演の笹本玲奈(30)も出席した。

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