父は維新代表なのに…ミス日本・松野さんに安倍首相が“出馬要請”

[ 2016年3月5日 06:13 ]

ミス日本グランプリの松野未佳さんと握手する安倍首相

 ミス日本コンテストでグランプリに輝いた慶応大文学部2年の松野未佳さん(20)が4日、首相官邸を訪れ安倍晋三首相と面会した。松野さんは維新の党・松野頼久代表の次女。夢は政治家という松野さんに、安倍首相は「その時は自民党から」と“出馬要請”した。

 冒頭、安倍首相から「お父さんに似ているね」と語りかけられた松野さんは「私もミス日本の社会貢献活動を通して、安倍首相のような信念を持った人になりたいと思っています」と応じた。

 かつてミス日本受賞者は親善大使としての役割があり、1969年6月に安倍首相の祖父・岸信介元首相の親書を持って世界各国を訪れ、大阪万博(70年)成功に寄与した。ミス日本事務局から、当時の新聞記事を見せられた安倍首相は「うちの祖父もうれしそうですね」などと話した。

 緊張で頭が真っ白になったという松野さんは会談後、安倍首相からの出馬要請について「まだまだ未熟で経験不足。自分が政治家になれるか考えたい」と話し、初対面した“憧れの人”の印象を「実物は優しくて柔らかい方でした。春風?そんな感じです」と笑顔で話した。

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2016年3月5日のニュース