徳永英明 4月には活動再開へ 「もやもや病」手術、無事成功

[ 2016年3月4日 06:30 ]

徳永英明

 歌手の徳永英明(55)が脳血管障害「もやもや病」のため、先月22日に手術していたと3日、所属レコード会社が発表した。01年5月にも同じ病気を発症し長期休業したが、手術はしなかった。今月はリハビリを兼ねた療養に専念する。関係者によると、1月中旬ごろから右手に重さを感じるようになり、違和感が続いたため診察を受けたところ、もやもや病のため手術、療養が必要と診断を受けた。

 先月22日の手術は脳梗塞の発症を予防するための「左複合バイパス手術」で、開頭し6時間に及ぶ執刀の結果、無事成功。1週間後には集中治療室(ICU)から一般病棟に移った。関係者によると「病院食もしっかり食べ、スタッフとも会話している」という。

 レコード会社は「まもなく退院できるとの医師の報告を受けている」としている。ベスト盤の発売を予定している4月には活動を再開する予定で、徳永は「おかげさまで手術も成功し、現在療養させていただいております。一日も早い復帰に向け、もう少しお待ちください」とのコメントを発表した。

 ▽もやもや病 原因不明の脳血管障害とされ、脳の働きを支える太い動脈が閉そくすることにより、さまざまな症状を起こす病気。小児あるいは若年男性に多く見られ、脳卒中のような症状で発症。日本人に多く、脳血管撮影の写真にモヤモヤした異常血管が写るためこう呼ばれる。

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2016年3月4日のニュース