「東宝シンデレラ」5年ぶり開催 3部門の頂点にデビュー約束

[ 2016年3月1日 05:30 ]

東宝シンデレラオーディションの告知ポスターで、女優、モデル、アーティストの3つのタイプを体現した長澤まさみ

 女優の沢口靖子(50)、長澤まさみ(28)らを輩出した「東宝シンデレラオーディション」が、5年ぶりに開催されることになった。

 1984年に始まり、今回で8回目。グランプリ受賞者は、来年撮影予定の東宝製作の映画で女優デビューが約束され、同オーディションで最高額の賞金300万円(前回は100万円)も手にする。

 グランプリに加え、今回はモデル、アニソン歌手の部門を新設。集英社の雑誌でモデルデビューできる「集英社賞」と、東宝製作のアニメ作品の主題歌を歌う「アーティスト賞」だ。5年ぶりのオーディションは、より門戸を開いたものとなる。

 東宝としても“ダイヤの原石”発掘に力が入っており今回、長澤をモデルに起用し、手の込んだ募集告知ポスターを作製。長澤が女優、モデル、アーティストという3つの才能を発掘するコンセプトを3色のドレスを着て表現し、それをコラージュした印象的なビジュアルを作り上げた。

 東宝取締役で同オーディション実行委員長の市川南氏(49)は「グランプリは映画に映える女優になれる人を選びたい」と意欲。東宝のヒット作を手掛けるプロデューサーらが審査員を務め、長澤も審査に協力する予定だ。

 応募資格はこれまでで最年少の9歳から18歳で、3月5日から応募開始。特設サイトなどインターネット上のみで受け付け、7~8月に全国10都市で行う予選会で応募者全員と面接予定。10月の合宿審査を経て、11月上旬にグランプリが決まる。

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2016年3月1日のニュース