三島由紀夫の異色SF映画化!リリー・フランキー&亀梨共演

[ 2016年3月1日 05:30 ]

リリー・フランキー

 三島由紀夫のSF小説「美しい星」がリリー・フランキー(52)主演、KAT―TUN亀梨和也(30)共演で映画化される。「桐島、部活やめるってよ」で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した吉田大八監督がメガホンと、豪華な布陣がそろう。

 「美しい星」は三島が1962年に発表した異色作。自分たちが異星人だという意識に目覚めた一家が、核戦争による絶滅から人類を救おうとする突拍子もない物語だ。映画版は舞台を現在にして、リリーは「当たらない」ことで有名なお天気キャスター役。亀梨はその長男でフリーター。美しさがコンプレックスという長女を橋本愛(20)、怪しいビジネスにはまる母親を中嶋朋子(44)が演じる。

 今月中旬にクランクイン予定。リリーは「学生の頃から三島由紀夫のファンでしたが、脚本を読んでみたら原作とは異なる面白さが加わってワクワクしました」と撮影が待ち遠しい様子。亀梨は「30歳になったこのタイミングで、このテーマで、しかも吉田監督とのお仕事というのは、自分はとてもついている」と張り切っている。来年5月公開予定。

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