すっちー「咲くやこの花賞」受賞 身長イジリにノリツッコミ

[ 2016年3月1日 05:30 ]

咲くやこの花賞贈呈式で“エアー飴まき”するすっちー(右)左は司会の羽川英樹

 吉本新喜劇座長のすっちー(44)が29日、大阪市中央公会堂で開かれた「平成27年度咲くやこの花賞」の贈呈式に参加した。大阪市が今後の大阪文化を担うべき若手芸術家に贈る同賞。昨年の小籔千豊(42)に続き、2年連続で吉本新喜劇座長が「大衆芸能部門」で受賞し、「ありがたい限り」と感激した。代名詞のキャラ“すち子”の衣装でなく、スーツ姿で登壇。おなじみの“アメまき”を期待する声に「さすがにこういう場では…」と遠慮し、「エアでまきます」と“そぶり”を披露した。

 若い受賞者が並ぶ中、「44歳ですけど大丈夫?」と苦笑い。司会者に「その分、身長で差し引いた」と言われると、「あとは精神年齢と…て、どついたろか!」とノリツッコミで笑わせた。「観客の笑顔が僕のパワー。今後も皆さんを笑顔に、大阪を元気にできるよう頑張る」と誓った。

 「演劇・舞踊部門」では、「喜劇王」と称された故藤山寛美さんの孫で松竹新喜劇の藤山扇治郎(29)が受賞。同賞が寛美さんの寄付を機にできたと聞き、「知らなかった。祖父の二十七回忌の今年に受賞できたのもご縁」と感謝していた。

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2016年3月1日のニュース