【アカデミー賞】助演男優賞候補のスタローン 初オスカーならず

[ 2016年2月29日 12:30 ]

初のオスカーを逃したシルヴェスター・スタローン(AP)

 映画界最大の祭典、第88回米アカデミー賞の発表・授賞式が28日(日本時間29日)、米ロサンゼルス・ハリウッドのドルビー・シアターで開かれ、「クリード チャンプを継ぐ男」で助演男優賞にノミネートされたシルヴェスター・スタローン(69)は39年ぶり3度目のノミネートで、初のオスカーを逃した。

 
 第49回(1976年)で作品賞に輝いた不朽のボクシング映画「ロッキー」で、主演男優賞と脚本賞にノミネートされたが、受賞はならず。約40年の年月を経たが、悲願のオスカーはならなかった。

 「ロッキー」シリーズのほか「ランボー」シリーズなど、鍛え上げた肉体を全面に押し出し、1970年代から90年代のアクション映画界を牽引した。9年ぶりの「ロッキー」シリーズ最新作となった今作は、好敵手アポロ・クリードの息子のトレーナーとなったロッキー・バルボアを演じ、前哨戦のゴールデングローブ賞を制していた。

 「ブリッジ・オブ・スパイ」のマーク・ライランス(56)が受賞した。

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