平井堅 伊勢志摩サミット公認サポーターに「三重が古里で良かった」

[ 2016年2月19日 18:13 ]

鈴木英敬三重県知事(右)からサミット公認サポーターに任命された平井堅

 歌手の平井堅(44)が、5月26、27の両日に開催される先進国首脳会議「伊勢志摩サミット」の公認サポーターを務めることになり19日、都内で鈴木英敬三重県知事から任命証書を手渡された。

 三重・名張市出身で、地元の地名をタイトルにした「桔梗が丘」という楽曲では同所でミュージックビデオの撮影を行った平井。今年1月からは、FM三重の番組でパーソナリティーを務めており、「住んでいる時は早く出たかったけれど、月日がたてばたつほど古里への郷愁は大きくなる」と地元愛を強調した。

 昨年10月の三重でのライブに鈴木知事が訪れた際に、雑談程度には打診を受けていた。その後、正式に依頼を着け「荷が重いですけれど、非常に光栄。三重が古里で良かった」と話した。

 鈴木知事は、「まずは僕がファンであること。地元出身で貢献度も高いし、抜群の知名度と海外での活動経験もあるので、三重が飛躍していくために全国的にPRをしてもらい、サミットを身近なものに引き込んでほしい」と期待。開催に向けた応援ソングの制作も要請した。

 平井は、「知事からは“もう、ええ感じで”とフワッと言われたので迷っているところ。暗い歌だと歌いづらいと言われることも加味して、才能が追いつくか分からないけれど一生懸命作って関われたらと思います」と抱負。2000年の九州・沖縄サミットでは安室奈美恵(38)がイメージソング「NEVER END」を歓迎レセプションで披露。現段階で平井が歌うことは決まっていないが、「大人の事情もあるでしょうからね。(開催まで)あと3カ月ですか。頑張ります」と意欲を語っていた。

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