小林武史氏プロデュース 男女ユニット「anderlust」デビュー

[ 2016年2月12日 12:00 ]

小林武史氏のプロデュースでデビューするanderlustの越野アンナと西塚真吾

 音楽プロデューサー小林武史氏(56)が手掛けるロックユニット「anderlust(アンダーラスト)」が3月30日にメジャーデビューする。

 ボーカルの越野アンナ(19)とベースの西塚真吾(25)の2人組。デビュー曲「帰り道」が多部未華子(27)主演の映画「あやしい彼女」(4月1日公開)の主題歌に起用され、越野は同作に出演して女優デビューも飾ることになった。水田伸生監督は「透明で伸びやかな歌声。即決しました」と説明している。

 ユニット名は「旅への強い情熱」を意味する「wanderlust」から「w」を除いた造語。小林氏は「彼らと話してみて思うのは、とにかく“伝えたい”と強く思っている」と2人が持つ表現への熱を感じ、才能にほれこんで全面プロデュースを決めた。

 小林氏といえば、サザンオールスターズやMr.Childrenらを手掛けてきた希代のヒットメーカー。それだけに、2人に大きな注目が集まるのは必至。所属するソニーミュージックは「小林さんの秘密兵器といえる大型新人」としている。

 越野は6歳まで米ロサンゼルスで過ごし、周囲の音楽関係者からは「日本人離れしたメロディーセンスを持つ」といわれる。14年にはソニーミュージックなどが開催したオーディション「JAM」でミュージック・パフォーマンス部門を受賞した。

 越野は「このチャンスを生かして、自分たちの信じる音楽が、皆さんのそばに寄り添うことができる存在になれるよう頑張ります」と意気込んでいる。

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2016年2月12日のニュース