岡田将生ゆとり世代演じる 共演に“同世代”柳楽、松坂

[ 2016年2月10日 06:40 ]

4月日本テレビ系連ドラ「ゆとりですがなにか」で主演を務める岡田将生

 俳優の岡田将生(26)が4月スタートの日本テレビ系ドラマ「ゆとりですがなにか」(日曜後10・30)に主演する。脚本は宮藤官九郎(45)。岡田が“クドカン作品”に出演するのは、テレビドラマでは初めて。同世代の松坂桃李(27)、柳楽優弥(25)が共演する。豪華布陣で4月期注目のドラマとなりそうだ。

 岡田が演じる主人公の坂間正和は、入社7年目のサラリーマン。食品メーカーに就職したが、転々と部署が異動となり、ついには系列の居酒屋チェーンに出向を命じられる。

 テーマは「ゆとり世代」の苦悩。2002年に週休2日、授業時間の削減などの教育改正が導入され、現在の20代後半は「ゆとり第1世代」と呼ばれている。厳しい競争社会の中で戸惑いながらもあらためて生き方を見つめ直すというストーリーで、主要キャストの3人は“ゆとり世代”のトップ俳優が務めることになった。

 岡田は「同世代の松坂さん、柳楽さんと一緒にひとつの作品を作れるといううれしさ。それに宮藤さんの作品に、また声をかけてもらえるとは!最高のドラマを作ります」と興奮気味にコメント。

 一方の宮藤は「国の教育方針で図らずも“ゆとり世代”とくくられた彼らが自虐的に“ゆとり”と口にするゆとりのない現代社会。これは私が初めて挑む社会派ドラマです」と闘志を燃やしている。

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2016年2月10日のニュース