捕鯨“肯定”映画がサイバー被害 八木監督「嫌がらせに屈しない」

[ 2016年2月9日 05:30 ]

 和歌山県太地町の捕鯨を肯定的に取り上げたドキュメンタリー映画「ビハインド・ザ・コーヴ」の公式ホームページ(HP)が一時、閲覧できなくなり、国際的ハッカー集団「アノニマス」を名乗る人物がサイバー攻撃の声明を出していたことが8日、分かった。

 撮影した八木景子監督(48)によると、映画は1月30日から東京・新宿の映画館で公開され、前日の29日夜からアクセスできない状態になった。この映画館のHPも閲覧不能になったが、現在は解消されている。八木さんは「表現の自由に対する重大な侵害だ。嫌がらせや攻撃には屈しない」と話した。

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2016年2月9日のニュース