岡田准一、撮影中についたウソを告白…実は共演の阿部寛も!?

[ 2016年2月4日 19:49 ]

映画「エヴェレスト 神々の山嶺」の舞台あいさつに出席した阿部寛

 V6の岡田准一(35)が4日、都内で行われた映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」(3月12日より全国公開)の完成披露試写会前の舞台あいさつに、俳優の阿部寛(51)、女優の尾野真千子(34)らとともに登壇した。

 同作は、実際にキャスト・スタッフがエベレストに約10日間かけて高度順応しながら登り、日本映画としては初めて標高5200メートル付近で撮影を敢行した。エベレストでのエピソードを聞かれた岡田は「僕は先の方を歩いていて、後ろに阿部さんや尾野がいたんですけど、弱っているところを見せられないというプレッシャーがあった」と打ち明け、「朝起きたときと夜の2回、血中酸素を測るんですけど、その前にちょっとズルしていっぱい息を吸ってから測って、本当は苦しいのに苦しくないフリをしていました」と告白。「『高山病になったら下ろします』と言われたほど危険な場所で、『酸素を吸うときには降りるときだと思ってください』と言われていて、代わりもいないのでそれまでに撮りきらないといけないというプレッシャーがうそをつくキッカケになりました」と回顧した。

 また、一緒に登った阿部は「そんなことをやっていたのか」と言いつつも、「実は僕もやっていました」と白状して会場を沸かせ、「岡田君が(血中酸素)90行ったと言うと、不屈のクライマーの役なので負けちゃいけないという意識があった」と明かすと、尾野は「私はちゃんと測っていました。(2人がズルをしていたことを)今初めて知りました」と目を丸くした。
 
 同作は、夢枕獏氏の大ベストセラーを完全映画化したもので、標高8848メートル、氷点下50度の極限の世界で“前人未到”の挑戦に挑む男たちの熱い想いを描く感動スペクタクル超大作。このほか、同舞台あいさつには佐々木蔵之介(48)、ピエール瀧(48)、甲本雅裕(50)、風間俊介(32)、平山秀幸監督(65)も登壇した。

((了))

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