片岡鶴太郎 15年ぶりセコンドに!和気の世界挑戦をサポート

[ 2016年2月4日 15:53 ]

片岡鶴太郎

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位・和気慎吾(28=古口)のセコンドに俳優・画家の片岡鶴太郎(61)が就くことが決まり、4日に発表された。

 
 IBF同級王者カール・フランプトン(英国)への指名挑戦権を持つ和気は17日に東京・後楽園ホールで世界前哨戦となる10回戦を予定しており、片岡はその試合からセコンドを務める。自らもボクサーライセンスを取得し、元WBA世界スーパーフライ級王者・鬼塚勝也と元WBA世界スーパーフェザー級、ライト級王者・畑山隆則をサポートした片岡がコーナーに入るのは01年2月以来15年ぶり。鬼塚のトレーナーだった古口哲・古口ジム会長から和気のセコンドを頼まれていたそうで、「世界挑戦も具体的になってきたので気運が高まった」と快諾。「過去に2人の世界王者誕生に立ち会った。2度あることは3度ある。和気は世界王者の器と思っている」と期待を寄せ、和気も「心強い。鶴太郎さんにとって3人目の世界王者になるんだというワクワクした気持ちになっている」と歓迎した。

 今後は和気を練習からサポートするという片岡は「実際の試合では会長と選手の間に入って、冷静な立場でアドバイスを送ることになると思う」と役割を説明。会見中には、覚醒剤所持で逮捕された清原和博容疑者がメディアをにぎわせていることに触れ「和気はシャブじゃなくてジャブですから」と“毒舌”含みでアピールし、周囲を笑いの渦に巻き込むエンターテイナーぶりも発揮した。

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2016年2月4日のニュース