ベッキー、TV完全消滅も…休業報道後の出演番組の視聴率が上昇

[ 2016年2月2日 05:30 ]

TBSの3番組も出演見合わせが決定したベッキー

 TBSが1日、タレントのベッキー(31)がレギュラーを務めている3番組について、今後出演を見合わせると発表した。ベッキーは、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(えのん、27)との不倫騒動の影響で休業することがスポニチ本紙の報道で判明。既に他局の7番組の出演見合わせが発表済みで、これでテレビのレギュラー全10番組から消えることが正式決定した。

 3番組は「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(木曜後7・56)、「中居正広の金曜日のスマたちへ」(金曜後9・00)、「ライブB♪」(最終火曜深夜26・33)。同局は「モニタリング」「金スマ」について「収録には当面、参加されないことになりました」と文書でコメント。音楽番組の「ライブB♪」は次回放送の23日まで時間があるため、「現在、収録スケジュールを検討中」とした。だが休業は少なくとも数カ月に及ぶ見込みで、現実的に収録に顔を出すことは不可能だ。

 ベッキーがテレビから消えていく一方で、スポニチ本紙が先月29日に休業を報じて以降、レギュラー番組の視聴率が軒並みアップするという現象が起こっている。収録で出演した31日放送の日本テレビ「世界の果てまでイッテQ」(日曜後7・58)は、前4週平均17・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)から19・9%に跳ね上がった。29日放送の「金スマ」に至っては、前4週平均の11・8%を大きく上回る17・9%。こちらは、解散騒動のあったSMAP中居正広(43)が出演していた影響もあるとみられる。ただ各番組とも、ベッキーが見納めになるかもしれない、不倫についてコメントするかもしれないという視聴者の興味をそそったようだ。

 事前に出演しないことが発表された30日のフジテレビ系生番組「にじいろジーン」(土曜前8・30)も前4週平均の6・4%から8・7%にアップしている。

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2016年2月2日のニュース