野村周平　過酷撮影も役者魂「キツイ撮影乗り越えいい映画になった」

映画「ライチ☆光クラブ」舞台あいさつ付きプレミア上映イベントに登場した中条あやみと野村周平

　俳優の野村周平（２２）、古川雄輝（２８）、女優の中条あやみ（１８）らが１日、都内で映画「ライチ☆光クラブ」（１３日公開、監督内藤瑛亮）の舞台あいさつ付きプレミア上映イベントに出席した。

　古屋兎丸氏のロングセラーコミックを映画化。撮影は１２月末に廃工場で行われた。過酷な撮影だったがこんな現場は２度とごめん？と聞かれた野村は「キツイ撮影じゃないといい作品はできないと思った。キツイ撮影を乗り越えていい映画になったので、これからもそうやっていこうと思いました」とキッパリ。古川も「非常にキツかったですが、演じたい役のひとつだったので楽しく撮影させていただきました」と語った。対して中条は２度とごめんとの答え。「すごく寒くて深夜マイナスまで下がってるのにセーラー服で撮影してたので、ちょっとイヤでした」と苦労を明かした。

　また劇中、古川は間宮祥太朗（２２）と妖艶なシーンにも挑戦。共演者に「ヤバイ」と冷やかされるも「全然ヤバくない！」と憮然。「僕はラブシーンいろいろやってきてるので。それが男性になったというだけ」と言い切った。クールに語る古川とは対照的に間宮は「僕は（男性と）初めてだったのに。古川くんの本心を知って大変残念」とショックを受けるも「とても生々しいシーンになっているので、みなさんの反応が何よりも楽しみ」と観客に見どころをアピールしていた。最後は、劇中に登場するライチ酒で乾杯するシーンにちなみ、ライチジュースで乾杯し、映画のヒットを願った。

　他に池田純矢（２３）、松田凌（２４）、戸塚純貴（２３）、柾木玲弥（２０）、藤原季節（２３）、岡山天音（２１）、内藤監督が出席した。