「これが東北魂だ」第5弾 サンドが追うラーメン店の復活劇

[ 2016年1月31日 08:00 ]

宮城・女川町の老舗ラーメン店の復活劇を追うサンドウィッチマンの伊達みきお(左)と富澤たけし(C)TBC

 宮城県出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」が東日本大震災で被災したラーメン店の復活劇を追うTBS「これが東北魂だ 愛と希望のラーメン~湯気の向こうの復興物語~」は31日午後4時から放送される。

 「これが東北魂だ」と題し、被災地・東北の復興を応援するシリーズ第5弾。今回はラーメンをテーマに、5年前の震災で大きな被害を受けた宮城県女川町の老舗ラーメン店「金華楼」が復活するまでの道のりや、ラーメンを通じて見えてくる地元住民の復興への熱い思いに迫る。

 「金華楼」は、一部の看板とわずかな食器を残し、すべて津波に流されるも、半年後には海から少し離れた高台で店を再開。しかし、店主の鈴木康仁さんは海にこだわりがあり、女川湾を見渡す場所に再び店をオープンしたいという。昨年12月には女川駅を中心とした新しい街が出来上がり「まちびらき」が行われた。鈴木さんの前には人員不足や資材不足の壁が立ちはだかる。「金華楼」の再オープンは「まちびらき」に間に合ったのか?

 サンドウィッチマンの伊達みきお(41)は「こうして僕らが番組で被災地の状況をお伝えすることで『東北頑張ってるな。行ってみるか』って思うきっかけになってくれたらうれしい」とコメント。富澤たけし(41)も「宮城には美味しいものがたくさんある。震災でそれがダメになっても、復活させてくれる人がいる。番組を見たらぜひ現地に来てもらいたい」と呼び掛けた。

 制作はTBC(東北放送)。畠山督プロデューサーは「震災から間もなく5年。一歩一歩、ゆっくりながらも着実に進む人々の歩みを感じてください」と話している。

続きを表示

2016年1月31日のニュース