フジ社長 カトパン退社「本人から伝えられた」慰留は「当然した」

[ 2016年1月29日 17:36 ]

フジテレビの加藤綾子アナウンサー

 フジテレビの亀山千広社長(59)が29日、都内で定例社長会見を開き、長年司会を務めてきた「めざましテレビ」を4月1日で卒業、4月いっぱいで退社することを発表した同局の加藤綾子アナウンサー(30)についてコメントした。

 亀山社長は「11月の頭に退社の意向を、メールではなく、本人が訪ねてきて伝えられました。今回は直接、話しました」と加藤アナから直接退社の報告を受けたことを明かした。

 報告時に慰留は「当然しました」としつつも「心の準備はできていたので、うろたえることはなかったです」と話した。「アナウンサーとしての姿勢は皆さんがご存知でしょうが、仕事に関する姿勢は後輩陣も見習ってほしい」と加藤アナを評価しつつ、退社後の出演に関しては「加藤綾子は女子アナの顔。彼女を引き続き、起用したいという意向はあると思う」とした。

 昨年7月に加藤アナの退社が一部で報じられた際、亀山社長は「辞めるんだったら僕に一番最初に相談することを約束している」とし、退社の意向を受けた場合は自ら説得に乗り出す考えを明かした。退社について「いつかそんな時が来るかもしれません」とする一方で「(今は)その事実はありません」と説明。あえて「来年の春も秋もありません」と強調していた。

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2016年1月29日のニュース