辰吉&武豊 初対面で意気投合!「引退」テーマに熱く語り合う

[ 2016年1月29日 10:28 ]

初対面を果たした辰吉丈一郎(左)と武豊

 ボクシング元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎(45)が28日、大阪市内でJRA騎手の武豊(46)と初対面を果たした。映画「ジョーのあした」(監督阪本順治、2月20日公開)のテレビ特番で対談。意気投合した同世代のレジェンドは、収録後の会見でも絶妙な掛け合いをみせた。

 2人が何より熱く語り合ったテーマは引退について、だったという。頻繁に引退時期を聞かれることに、「“いつやめるん?”って、(今)やってんのよ。目標があるからやってる。その途中に言われても、答えようがない」と辰吉。試合前は“負けたら引退”、敗戦後は“普通のおとっつぁんになる”と宣言しながら撤回を繰り返し、リングに固執する姿がファンの共感を呼んできた。「45歳はボクシング界ではええオッサンやけど、世間では“まだ45”」と持論を展開した。

 武も「新人に“いつやめるの?”とは聞かないのと一緒で、聞かないでって感じ」と続け、「記者さんの悪口が一番盛り上がった。カメラの前だったのでだいぶ抑えたけど」とニヤリとした。

 互いに「会いたかった」という相思相愛の2人。辰吉は「馬を扱うには相当繊細でないと。その通りの人やった。同じ勝負師として、考えが(自分に)当てはまることも多かった」と感激しきり。武も「ちょっと怖いイメージもあったけど、印象に残る言葉をいっぱいもらい、もっと頑張ろうと思った」と、刺激的な出会いを喜んでいた。映画専門チャンネルで2月11日午後9時放送。

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2016年1月29日のニュース