高市早苗総務相 不祥事相次ぐNHKの予算に意見案「迅速な改革を」

[ 2016年1月26日 11:15 ]

 NHKや子会社で不祥事が相次いだことを受け、高市早苗総務相は26日までに、NHKの2016年度予算に「(NHKが)この事態を厳粛に受け止め、子会社を含むグループ全体としての改革に組織を挙げて迅速に取り組むこと」などを求める意見案をまとめた。

 予算は国会に2月に提出される予定。放送法では総務相が予算に意見を付けて国会に提出することを定めている。

 意見案では「予算はおおむね妥当」としたが、相次ぐ不祥事について「公共放送としての社会的責任に鑑み、憂慮すべきこと」と指摘。特に、着服事案が続く子会社は「あり方そのものをゼロベースで見直すことが急務」としている。

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