桂春団治さん追悼興行、2月に開催 福団治ら一門出演

[ 2016年1月24日 14:26 ]

9日に心不全で亡くなった3代目・桂春団治さん(2008年10月撮影)

 9日に心不全で亡くなった上方落語界最後の「四天王」桂春団治さん(享年85)の追悼興行が2月15~21日まで、大阪・道頓堀のDAIHATSU MOVE道頓堀角座で行われることになった。24日、所属だった松竹芸能が発表した。

 「三代目桂春団治角座追悼興行」として行われるもので、筆頭弟子の桂福団治(75)や桂春之助(67)、桂小春団治(57)ら一門はもちろん、ともに「四天王」として戦後の上方落語の復興に尽くした故・桂米朝さんの弟子、桂ざこば(68)や孫弟子・桂南光(64)も出演。親交の深かった漫才コンビ「酒井くにお・とおる」「海原はるか・かなた」らも駆けつける。

 所属事務所によると、秋には東京、名古屋でもゆかりのあった東西落語家による追善興行も予定しているという。また、同12日には、大阪市内のホテルで関係者が集う「偲ぶ会」の開催も発表された。

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2016年1月24日のニュース