中居&ベッキー、騒動発覚後初「金スマ」収録 渦中共演 複雑の極み

[ 2016年1月24日 05:48 ]

「金スマ」収録が行われたTBS

 グループ分裂の危機を乗り越えたSMAPの中居正広(43)と不倫疑惑騒動の渦中にあるタレントのベッキー(31)が23日、東京・赤坂のTBSでバラエティー番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」の収録に臨んだ。

 同番組の収録は今年1回目で、両者の騒動が明るみに出てから初めて。SMAP存続は決まったが、まだ心の整理がついていない中居。新たなLINEのやりとりが発覚したことで騒動が泥沼化したベッキー。ともに複雑な思いを抱えた中での対面となった。

 中居は収録の冒頭、自ら分裂騒動に触れた。TBS関係者によると「俺、元気ないよ~。もう疲れたよ~」と切り出して、共演者を笑わせた。また「暗い顔だと引きずってると言われるし、明るいと能天気だと言われる。どっちを見せても騒がれるんだろうな」とも漏らした。晴れきっていない心の中を表すように、どんな顔で臨めばいいのか悩んでいた。

 収録は午後6時ごろに始まり、深夜まで続いた。番組スタッフによると、ゲスト出演した前プロ野球DeNA監督の中畑清氏(62)に「頑張れ」と声を掛けられ、中居は感謝しながら「大丈夫です。心配しないでください」と話した。収録開始前にスタジオに向かう際は、険しい表情だった。

 一方、4人組バンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(えのん、27)との不倫疑惑騒動の波紋が広がるベッキー。つらい状況でもベッキースマイルは欠かさず、中居の発言にも笑っていた。スタジオの外でも共演者やスタッフに明るくあいさつするなど、普段通りに振る舞っていた。

 中居の心の整理がつくには時間が必要だが、共に歩むことを決めたメンバーやねぎらってくれた先輩や後輩の力を借りて、新たな歩みを進める。芸能史に残る分裂危機を乗り越えて仕事に打ち込む姿は、ベッキーの目にどう映っただろうか。

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