高畑充希 共演シーンなし、父役の西島秀俊に「幽霊で出ないかな」

[ 2016年1月21日 15:31 ]

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」スタジオ取材会で笑顔を見せる高畑充希と西島秀俊

 女優の高畑充希(24)がヒロインを演じる次期NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(4月4日スタート、月~土前8・00)のスタジオ取材会が21日、都内で行われ、高畑のほか、西島秀俊(44)、木村多江(44)、向井理(33)が顔をそろえた。

 生活情報誌「暮しの手帖」の創業者である大橋鎭子さんの人生をモチーフした第94作連続テレビ小説。クランクインは昨年11月で、2カ月が経過しているが、主人公の小橋常子を演じる高畑は「現場はとにかく楽しい、明るいです。小さい子も多くて、今はまだ子役ちゃんの出番も多くて、にぎやかでかわいらしい。私も含めて大人もずっとふざけてます」と笑顔。「撮影自体は毎日長かったりするので、楽しいことを膨らませて、どんどん楽しみながら、お芝居もいろんなアイデアを出し合いながら、ロケもスタジオもすごく豊かな現場。面白くなるに違いないって思ってます。絶対だと思ってます」と自信を見せた。

 父親役の西島も「とにかく脚本が素晴らしい。読むと温かくて泣ける。素晴らしい朝ドラになると確信しています」と力を込めた。西島演じる“とと”こと主人公の父・小橋竹蔵は常子が11歳の時に結核で亡くなる役。「私はとととのシーンは1つもないんです。「幽霊で出てこないかなと思っているんですけど」と苦笑いを浮かべた高畑。「ずっと会いたいって言ってたけど、会えちゃったら何話したらいいかわからなくなっちゃって。正直、まだかなり緊張しています。目を合わせて話そうとするけど、長時間持たないんです。でも、すごくすごく嬉しい。心の中ではウキウキしている。本当には一緒にお芝居する機会があったら良かったなと思って、遺影にいっぱい話しかけてます」と笑った。

 そんな高畑を横で見つめる西島も「僕も幽霊でぜひ共演したいと思っているので、お願いします」とニヤリ。高畑について「すごく頭の回転が速くて、勘の鋭い女優さんだなと思っていたので、ぜひ共演してみたいと思っていた」といい、「僕はいつでもスケジュールを空けて待っています」と“再登場”を熱望した。

続きを表示

この記事のフォト

2016年1月21日のニュース