SMAP謝罪視聴率 瞬間最高は5人が頭を下げた場面37・2%

[ 2016年1月20日 05:30 ]

SMAPの騒動を伝えるスポーツニッポン

 分裂の危機にあったSMAPが18日のフジテレビ「SMAP×SMAP」でメンバー5人そろって謝罪。国民的スターグループの生放送での発言は、日本中の注目を集めた。番組の平均視聴率は31・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で視聴者の関心の高さを裏付けた。各界からもさまざまな反応が相次いだ。

 番組平均視聴率は、関東地区が31・2%、関西地区が29・7%。関東地区の瞬間最高視聴率は、午後10時22分の37・2%で、木村拓哉(43)が「これから自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたい」と話し、5人が頭を下げた場面だった。

 ビデオリサーチによると、2015年に関東地区で平均視聴率が30%を超えた番組は「NHK紅白歌合戦」の前半34・8%、後半39・2%だけ。15年度のランキングでは3位に当たる高い数字となった。また、フジテレビの昨年の最高視聴率は「全日本フィギュアスケート選手権2015 女子フリー」の20・5%で、こちらを10・7ポイントも上回った。

 「SMAP×SMAP」の番組歴代最高視聴率は2002年1月14日に放送された34・2%(関東地区)。01年8月から不祥事で謹慎していた稲垣吾郎が生放送で芸能活動を再開した時だった。今回の視聴率は番組歴代4位。

 また、「SMAP×SMAP」の直前、午後10時9分から放送された松岡修造出演の「くいしん坊!万才」が17・9%(関東地区)を記録。前週の4・0%から4倍以上の伸び。SMAP生出演を待つ視聴者が多かったとみられる。

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2016年1月20日のニュース