ゲス川谷 予定外の涙パフォに関係者怒り「悲劇のヒーローぶるなんて」

[ 2016年1月18日 06:47 ]

フリーライブを行った「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷は目頭を押さえ、感極まる場面も

 ボーカルの川谷絵音(えのん、27)がタレントのベッキー(31)と不倫疑惑騒動の渦中にあるロックバンド「ゲスの極み乙女。」が17日、東京・代々木公園野外ステージでフリーライブ「ゲスに両成敗でいいじゃない」を行った。

 川谷は騒動後初めてファンの前に登場。冒頭に「このたびはご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありません。僕はミュージシャンなので、これからもいい音楽を作って届けていくので、よろしくお願いします」と謝罪。15日のテレビ朝日「ミュージックステーション」でも話題となった約100度の深いおじぎを5秒ほど続けた。

 途中、最新アルバム「両成敗」や全国ツアーの開催を告知すると「いろんなファンの声が届いています」と続け、沈黙。ファンから「頑張って」「負けないで」といった歓声が飛び交うのを、黙ったまま目を閉じて聞き入った。感極まったのか、目頭を押さえ「これからも頑張って歌を作ります」と声を震わせた。

 23分にわたって「両成敗でいいじゃない」など4曲を披露。終了から1分後、アンコールの拍手がわき上がる中、車で会場を後にした。

 初めて自身の口で謝罪して騒動を一段落させたい意向だったが、関係者は怒り心頭だ。途中の涙のパフォーマンスが、予定外の本人のアドリブだったためだ。

 川谷はもともと話し好きで「何を話すか分からないタイプ」(関係者)。所属事務所はこうした性格を考慮し、この日ライブの模様を生中継した配信サービス「dTV」に、冒頭の川谷のあいさつ終了後に配信するよう依頼したほど。騒動へのコメントも当たり障りのない表現に終始し、中継では触れないことを決めていた。

 しかし、騒動に絡めたような演出が生中継され、関係者は「悲劇のヒーローぶるなんて」と激怒。周囲もあきれていたという。騒動を沈静化するつもりが、思わぬ余波を広げそうだ。

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