「真田丸」出演の草笛光子「死にたくない」願望にPの答えは…

[ 2016年1月16日 15:29 ]

NHk大河「真田丸」で主人公の祖母役を演じている草笛光子

 女優の草笛光子(82)が16日、NHK「土曜スタジオパーク」(土曜後2・05)に生出演。同局の大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)での撮影秘話や脚本を手掛ける三谷幸喜氏(54)とのエピソードなどを語った。

 大河では堺雅人演じる主人公・信繁の祖母・とり役を務める。「最年長ですし“デン”と構えていないといけない」と重要な役どころを演じる上での難しさを感じつつも「素晴らしい頭脳の持ち主を産んだ女性ですので、責任がありますね」と、やりがいも口にした。

 三谷氏からは「明るく、強く、みなに愛される人になってください」とリクエストされているほか「考えないで演じて」と注文されているという。「“考えない”って。これが一番難しい。言われても困ってしまうし、私をいびっているのではと思ってしまう」と本音もちらり。ただ、「私を見抜いているというか。台本を見ていると、性格を見抜かれているのではないかと思ってしまう」と同氏の観察眼と洞察力に感嘆する場面も。

 活気にあふれる撮影現場。草笛も「楽しい」と声を弾ませる。役柄上、今後死期の場面も迎えることになるが、その充実した撮影を長く堪能していたいといい、プロデューサーには「死にたくない」と懇願したのだという。「でも“死んでくれないと困ります”って。みなと別れるのはイヤなので、その日が来るのがつらい」としんみり。それでも最後は「それまでは、暴れ放題暴れます」と“戦国のゴッドマザー”役らしく力強く宣言した。

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2016年1月16日のニュース