キムタク SMAP存続直訴 電話で「あいつらと一緒にやりたい」

[ 2016年1月16日 05:30 ]

「SMAP分裂危機」を報じた1月13日付のスポーツニッポン

 分裂危機の渦中にあるSMAPの木村拓哉(43)は15日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(84)とメリー喜多川副社長(89)に電話をかけ「あいつらと一緒にやりたいです」と直訴。グループ存続に向けて動きだした。スポニチ本紙スクープから3日。日本が、世界が注目する大騒動は重大局面を迎えた。

 木村がついに動いた。主演する時代劇映画「無限の住人」の撮影で京都市内に滞在中。そのロケ現場からジャニー社長とメリー副社長に電話をかけ「何とか25周年(デビュー記念イベント)をやらせていただけませんか」と訴えた。「あいつらと一緒にやりたいんです」。率直な言葉に必死な思いがにじんだ。

 「育ての親」といわれる女性マネジャー(58)が独立に動きだしたのは昨年8月ごろ。事務所を出た後もグループは存続できるといった不可能な約束などで誘われた中居正広(43)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)が追随する中、木村だけは当初から一貫してぶれなかった。ジャニーズ事務所という土台あっての自分たちの成功と分かっていたからだ。

 こう着状態が続いてきた今回の分裂騒動。独立工作が動きだしてからの5カ月間どんな誘いの言葉にも揺らぐことのなかった男がついに動いた。まったく先が見えなかったSMAPの行方に初めて一筋の光が差した。

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2016年1月16日のニュース