【ヒガンバナ】新鮮な堀北真希の毒舌キャラ DAIGOがキーマンに

[ 2016年1月13日 10:00 ]

「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」の主演を務める堀北真希(C)日本テレビ

 女優の堀北真希(27)が主演を務める日本テレビ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課」(水曜後10・00)は13日、10分拡大でスタートする。堀北は昨年8月に俳優の山本耕史(39)と結婚してから初のドラマとなる。

 2014年10月に放送されたスペシャルドラマ「ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル」をパワーアップして連続ドラマ化。女性犯罪者および女性被害者対策を目的に設置された非公式の課・警視庁捜査七課を舞台に、外見は美しいが男性刑事たちを出し抜く一癖も二癖もある女性刑事たちの活躍を描く。堀北演じる来宮(きのみや)渚は“事件現場に残る声”が聞こえるという特殊能力を持つ。

 堀北、檀れい(44)知英(21)高梨臨(27)YOU(51)大地真央(59)と捜査七課の面々は変わらず。7年ぶりの連ドラ出演となるDAIGO(37)がフリージャーナリスト役で新加入。第1話はスペシャルドラマの設定の前にさかのぼり、まだ捜査一課の雪乃(檀)が渚たちに出会うところから始まる。

 東京五輪の会場予定地を巡る海外視察団が乗る豪華客船への爆破予告と、ストーカー被害に遭った女性が殺害される事件が同時に発生。無関係に見える2つの事件だが…。
 
 堀北は「清純派」「優等生」のイメージが強い分、斜に構えた毒舌キャラが新鮮。事件解決のカギを見つけた際の“決め台詞”「シンクロしました、私」は流行語になるかもしれない。

 テンポよく緊迫感あふれる展開の中、捜査七課の面々が揃う場面は、さながら“女子会トーク”に変貌。刑事ドラマながら恋愛などの“本音”が漏れ、おもしろい。バラエティー番組慣れしているYOUの存在が大きい。

 女優の北川景子(29)と11日に結婚したばかりのDAIGOがいい味を出している。「一目惚れしたんだ」と渚(堀北)に近づく一見、軽いキャラクターを体現。渚の過去とつながるキーマン。女優陣が火花を散らす中、DAIGOの存在感も際立ってきそうだ。

 脚本は徳永富彦氏、池上純哉氏、松本美弥子氏、荒井修子氏、本田隆朗氏。第1話を担当した徳永氏はテレビ朝日「相棒」「警視庁捜査一課9係」シリーズなどを手掛けた。演出は大谷太郎氏、湯浅典子氏、松永洋一氏、石尾純氏。第1話を担当した大谷氏は日本テレビ「伝説の教師」「ごくせん」などで知られる。

 タイトルの「ヒガンバナ」は捜査七課の通称。ヒガンバナは美しくも根に猛毒を持つことから、女性刑事ばかりの捜査七課はそう呼ばれるようになった。

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