SMAP分裂危機!“育ての親”退社に4人同調、キムタクは残留

[ 2016年1月13日 05:30 ]

 SMAPが分裂、解散危機にあることが12日、分かった。育ての親と言われる女性マネジャー(58)がこの日、ジャニーズ事務所の子会社の取締役を辞任。来月に同事務所を退社する予定だ。この影響で中居正広(43)稲垣吾郎(42)草なぎ剛(41)香取慎吾(38)の4人が退社の意思を伝え、木村拓哉(43)が事務所に残ることを決めた。現段階では分裂状態にあり、このままでは解散は避けられない。

 女性マネジャーはこの日、SMAPの映像作品を製作・管理するジャニーズ事務所の子会社「ジェイ・ドリーム」の取締役を辞任。同事務所ではマネジメント室長の肩書でSMAPなどのマネジメントを担当していた。

 同事務所の顧問弁護士はスポニチ本紙の取材に対し、女性マネジャーの辞任と退社は「大筋としては間違っていない」と回答した。

 女性マネジャーの退社の動きに同調したのが中居、稲垣、草なぎ、香取の4人。この日までに退社の意向を事務所側に伝えた。一方、残留を決めたのが木村。女性マネジャーには恩義を感じているものの、ジャニーズ事務所に育てられたという意識は強く、同事務所に残るのが筋と判断したようだ。

 SMAPというグループ名はジャニー喜多川社長(84)が命名。4人が事務所を出た場合、グループ名を使うことは難しく、SMAPは事実上の解散状態になる。

 ≪SMAPのこれまで≫ジャニー喜多川社長が「Sports Music Assemble People」の頭文字から命名し、1988年に結成した。91年に「Can’t Stop!! ―LOVING―」でデビュー。同年に紅白歌合戦に初出場。紅白には23回出場し、大トリ5回。2002年に行った全国ツアーの動員115万人はいまだに破られていない最高記録。05年にはアーティストとして初めて国立競技場で単独コンサートを行った。オリコンチャートではデビューから連続TOP10獲得55作、TOP10獲得年数23年の記録を持つ。「CMタレント好感度ランキング」(CM総研調べ)では97年から05年まで9年連続1位。メンバー全員がドラマ・映画に主演している。

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2016年1月13日のニュース