ジャスティン・ビーバー マヤ遺跡で尻出し…警備員に退場命じられる

[ 2016年1月10日 05:30 ]

メキシコ・マヤ文明の遺跡を訪れ記念撮影をするジャスティン・ビーバー(右から4人目)(AP)

 世界中でアイドル的な人気のあるカナダの男性歌手ジャスティン・ビーバー(21)が、メキシコ東部にあるマヤ文明の遺跡でお尻を出したなどとし、警備員に追い出されていたことが9日、分かった。メキシコや米国のメディアが報じた。

 現地紙「ラ・レゾン」電子版などによると、ビーバーは現地時間7日夕、人気モデルで新恋人のヘイリー・ボールドウィン(18)ら仲間4人と、ユカタン半島沿岸のトゥルム遺跡を訪れた。

 入場の際には、ビーバーが持ち込みを禁じられているビールを持っていたという。中身を捨てて、入場を許された。

 遺跡内では規制線が張られた立ち入り禁止区域に入ったり、遺跡建造物によじ登るなどやりたい放題。ズボンを下ろし、自分のお尻を自撮りし始めたところで、警備員が激怒し“待った”を掛けた。建物から下りるよう注意すると、ビーバーはまさかの逆ギレ。大声でこの警備員を怒鳴りつけたという。結局、退場を命じられ、警備員に付き添われて遺跡を出た。

 ビーバーは数日前からトゥルムの近くに滞在し、地域文化などを学ぶエコツーリズムキャンプに参加していた。関係者は「地元の呪術者による歓迎の儀式に出て、地元の伝統料理も食べてくれたが、完璧で尊敬できる人だった」とひょう変ぶりに驚いていたという。

 トゥルム遺跡はユカタン半島東海岸にある、マヤ文明末期の遺跡の一つ。13世紀の建造だが保存状態が良く、カリブ海に面した好立地でもあることから、多くの観光客が訪れている。

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