尾上松也、前田敦子との破局質問に無言　報道後初の公の場も

「新春浅草歌舞伎」初日鏡開きを行った尾上松也

　歌舞伎俳優の尾上松也（３０）が２日、東京・浅草公会堂で「新春浅草歌舞伎」（２６日まで）の初日鏡開きを行った。交際中とされていた元ＡＫＢ４８で女優の前田敦子（２４）との破局報道後、初の公の場となった松也は、イベント終了後に報道陣から「破局したのでしょうか」と声をかけられたが、無言のまま会場を後にした。

　一部週刊誌の報道では、松也は後援会関係者に前田を紹介し、前田も松也の出演舞台に足を運んでは控室でひいき筋にあいさつをするなど、順調な交際を続けていたが、お互いに仕事が多忙ですれ違いが生じ破局したという。

　若手歌舞伎俳優の登竜門として、またお正月の風物詩としても親しまれる同作で、２年連続で若手役者を引っ張る立場の松也は「昨年はそれぞれが知恵を出し合って、いろんなことをしてきましたが、今年はみんなのスケジュールが合わなくて準備がなかなかできないこともありましたが、ふたを開けてみましたら、昨年よりも盛り上がっているというお話をうかがい、非常に嬉しく思っております」と笑顔。「正月はライバル公演も多い月ですが、どの劇場にも気持ちと情熱だけは負けないように、お客様に気持ちを出して行きたいと思います」と意気込んだ。

　２人は２０１３年３月に共通の知人を介して知り合い、同年９月に交際が発覚。松也の自宅マンションや、都内の焼肉店でのデートが目撃されていた。また、松也は昨年１１月にウールのイベントに出席した際、「（交際は）順調ですか？」との問いに「仕事が忙しいので…」と返答。一方、前田は先月２０日放送の「ボクらの時代」（フジテレビ系）でＨＫＴ４８の指原莉乃（２３）から結婚に関する質問をされた際に「（婚期は）１回すぎちゃったかもしれない…」などと破局したともとれる発言をしていた。

　また、３年連続５回目の出演となる坂東巳之助（２６）は「気が付けばまだ２６にも関わらず、上から数えたほうが早い」と周りのキャストを見まわし、「最近、物忘れが激しくなってきて、今朝も忘れものを取りに部屋に戻ったのですが“ここに何しに来たんだっけな？”と思いまして、その忘れ物が何だったのか思い出せないまま、ここにおります」とコメントして詰めかけたファンを沸かせ、「ですが、芸に対する真摯な気持ちと初心は忘れず、一生懸命１か月間頑張って参ります」と気を引き締めていた。このほか、坂東新悟（２５）、中村米吉（２２）、中村隼人（２２）、中村国生（２０）、中村錦之助（５６）も同初日鏡開きを行った。