岡本真夜2年前離婚していた ピアニストデビュー挑戦が転機

[ 2016年1月1日 05:30 ]

岡本真夜

 シンガー・ソングライターの岡本真夜(41)が、2000年に結婚した元コンサートスタッフの夫(41)と離婚していたことが31日、分かった。岡本はスポニチ本紙の直撃取材に応じ、「音楽活動と子育てに力を注ぐあまり、いっぱいいっぱいになり、妻としての役割を果たせなくなった。(別れて)2年弱になります」と認めた。

 事情をよく知る関係者によると、離婚が広く公になった場合に、1人息子に及ぼす心身両面のダメージを考慮し、公表を控えていたという。

 自他共に認める仕事人間。関係者は「挑戦したいことが年々増えていくような人」と話す。転機のひとつになったのは、以前からの夢だったピアニストデビューへの挑戦だった。10年ごろから歌手活動、創作と並行して本格的な練習を開始。もともとスタッフという立場でアーティストとしての岡本を見守り続けてきた夫は、この挑戦にも理解を示しサポートしてきたが、徐々に生じた溝を埋められず。14年初め頃、協議を重ねた末、約14年間に及んだ夫婦関係を解消した。

 岡本の事務所スタッフでもあった元夫は、現在は会社を離れている。親権は岡本が持っている。慰謝料などは一切発生しない円満離婚で、婚姻関係こそ解消したものの、頻繁に3人で食事をするなど良好な関係が続いている。

 岡本は本紙の直撃に多くを語らなかったが「まず息子をちゃんと育てることが約束なので…。(元夫とは)互いにやりたいことを応援し相談もしています」と話し「息子に仕事を頑張っている姿を見せるだけ。それしかできない」と強調した。

 95年に「TOMORROW」がいきなり200万枚を売り上げる衝撃デビュー。20周年を迎えた昨年夏にベストアルバムを発売し今年3月には待望のピアニストデビューも決まっている。関係者は「離婚を認めたことで、これまで以上に音楽活動に力を入れていく決意を新たにしています」と話している。

 ◆岡本 真夜(おかもと・まよ)本名同じ。1974年(昭49)1月9日、高知県生まれの41歳。95年5月に「TOMORROW」でデビュー後「FOREVER」「Alone」などヒットを連発。広末涼子「大スキ!」など、他の歌手への楽曲提供も多数。10年には上海万博のPRソングが「そのままの君でいて」(97年)に酷似しているとして、盗作被害の疑惑が浮上し話題になった。1メートル65。血液型AB。

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2016年1月1日のニュース