古舘キャスター「不自由だらけ」だった報ステ 今後は「しゃべり倒す」

[ 2015年12月24日 17:45 ]

「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスター

 来年3月いっぱいでテレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜後9・54)を降板することが発表された古舘伊知郎キャスター(61)が24日、同局内で行われた記者懇談会に出席。キャスターを務めた12年間を「とても不自由だった」と振り返り、今後について「唯一やりたいのは、しゃべり倒すこと」とエンターテインメントの分野で再び活動していく意向を口にした。

 「報道ステーション」は2004年4月、「ニュースステーション」の後番組としてスタート。古舘キャスターは番組開始当初からメーンキャスターを務め、12年間に渡ってテレビ朝日の“夜の顔”を務めた。

 キャスター生活を「とても不自由だらけな11年間でした」と話した古舘氏。ニュースを報じた後に自身の見解を述べると直後にCMに入ってしまうことがあったことを明かし「報道には報道特有の放送の仕方があった。バラエティー番組では“ラーメン屋”と言えても(番組では)“ラーメン店”と言わないといけなかった。スタッフともめることも多かった」と振り返った。 

 来春以降も「報道ステーション」の名前は残るが、番組名の継続は古舘氏の希望でもあったという。後任については未定とされているが、古舘氏は「“報道ステーション”という名が残る以上は、素晴らしい方がやってくださるのだろう」と期待を込めていた。

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2015年12月24日のニュース