常盤貴子「位の違う人」北村一輝「女王に頼り切った」共演でリスペクト

[ 2015年12月22日 20:22 ]

クリスマストークショーを行った常盤貴子と北村一輝

 女優の常盤貴子(43)と俳優の北村一輝(46)が夫婦役で主演するNHKの4Kドラマ「ビューティフル・スロー・ライフ」(24日後10・00)のクリスマストークショーが22日、都内で行われた。

 2人は2009年の大河ドラマ「天地人」で、常盤が主人公・直江兼続(妻夫木聡)の幼なじみ・お船、北村が武将・上杉景勝として共演。常盤は、「私にとって北村さんは殿でしかないんです。1年で完全に刷り込まれましたから、普段も位の違う人間と思っていました。それが夫婦をやれるようになって、最初お会いした時はすごく緊張したけれど、笑顔がかわいくて優しくてとても幸せな時間でした」と持ち上げた。

 景勝はお船を見初めるが、兼続に嫁いでしまうため、北村は「殿なのに失恋したんです。家臣に取られましたから。やっとカップルになれました」と苦笑い。それでも、20年以上のキャリアにおいて恋愛ドラマは初めてとあって、「数々の恋愛ドラマに出られている女王ですから、胸を借りて頑張ろうと思いました。クランクアップまで頼り切ったまんまでした」と称えた。

 ドラマはハイビジョンの4倍の高精細の4Kで撮影されたが、オンエア時は通常のハイビジョンとなる。常盤は「撮影が始まってから4Kで放送できないって分かって、何の意味があるのかと思ったけれど、4Kを想像しながら見るのもいいんじゃないかとスーパーポジティブに考えています」と笑顔で話した。

 役どころは劇団の看板女優で、チェーホフの「かもめ」など名作を劇中劇で挑戦。「すごくプレッシャーがあった。本当のことを言うと、演劇関係者の方には見てほしくない。クリスマスはどこかに出かけてほしい」と懇願していた。

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2015年12月22日のニュース