311作品が1次通過 東京五輪エンブレム2次審査開始

[ 2015年12月21日 12:23 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は21日、新たな大会公式エンブレムの選定で第2次審査を開始し、1次審査通過を発表した311作品について、今回の審査を担当するエンブレム委員会の委員12人が投票を終えた。22日に協議し、来年1月7~9日の本格審査に進む100~200作品を選考する。

 選考の透明性を高めるため、1次審査に続いて開始から1時間程度、作業の様子をインターネットで生中継した。今回のエンブレム公募には1万4599件の応募があった。

 年明けの審査で3~4作品に絞り込んで公表し、組織委のホームページなどで国民から意見を募った上で来春の決定を目指す。詳細な方法は検討を進めている。エンブレム委の宮田亮平委員長(東京芸術大学長)は「甲乙付けがたいぐらいにいいものが集まってきている。引き続き誠心誠意、審査を進めていく」と語った。

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