武藤彩未、活動休止を発表「自分と向き合いたい」父は調教師

[ 2015年12月16日 22:02 ]

活動休止を発表した武藤彩未

 アイドル歌手の武藤彩未(19)が16日、インターネット番組「LoGiRL(ロガール)」に出演し、活動休止を発表した。

 今月23日には東京・赤坂BLITZでクリスマスライブを開催する武藤。そのライブをもって「私の活動を一旦お休みさせていただきたいと思います」と自らの口でファンに報告した。

 「この気持ちに達するまで時間がかかった」と悩み抜いた末の決断だったことを明かし、真剣な表情を浮かべた。理由としては「小さい頃から芸能界にいて、さくら学院を卒業して一人になって、たくさんの応援をしていただいて、これからという時に…。だからこそ自分の気持ちを問うて、このままでいいのか」と考えたという。

 「楽しい、歌が好きだけじゃ通じない世界。こうなるんだとハッキリした意志が必要になった。一旦、大切なものから離れて、確信を得る時間が欲しいと思います。自分自身と向き合いたい」と続け、自分の“進む道”を見つめ直したい考えを語った。

 ただ、芸能活動からの引退は否定。「気持ちが今だ、今ならいける、と思ったら戻ってきたい。もっと強くなって、大きくなって戻ってきたい。待っていてくれたらうれしい」と訴えた武藤。番組最後には、その大きな決断に拍手を浴びると、目に涙を浮かべた。

 武藤は04年に8歳でモデルデビュー。10年に成長期限定ユニット「さくら学院」の初代生徒会長。13年から歌手としてのソロ活動を開始し、14年4月にアルバム「永遠と瞬間」でソロデビューした。父は日本中央競馬会(JRA)の元騎手で、現調教師の武藤善則氏(48)。

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2015年12月16日のニュース