ピース又吉、今年の一字は「火」 芥川賞受賞で需要も“スパーク”

[ 2015年12月16日 06:18 ]

「サワコ・又吉のクラシックなんて怖くない♪」に出演する松岡茉優、又吉直樹、阿川佐和子、佐渡裕

 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(35)がこのほど、大阪市内でTBS(MBS)系特番「サワコ・又吉のクラシックなんて怖くない♪」の収録参加後にスポニチ本紙の取材に応じ、小説「火花」で芥川賞を受賞した飛躍の2015年について語った。

 15日、京都・清水寺で1年の世相を表す恒例の「今年の漢字」には「安」が選ばれたが、又吉の今年の一字は「火」。「火花が芥川賞を受賞したお陰で、コンビとしても今までにない注目をしてもらえた」と、タレントとしての需要もさらにスパークした1年を振り返り、充実の表情をみせた。

 番組では、クラシック初心者の又吉が日本を代表する指揮者の1人・佐渡裕氏(54)からクラシック音楽の魅力を伝授された。同氏が総監督を務め、今月6日に開催された「サントリー1万人の第九」の模様をVTRで見た後、「クラシックって素晴らしいものですね。聴きたくなった。生で見たら泣いてしまうと思う」と感動。作家としても刺激を受けたようで、「次回作ではベートーベンの“運命”で使われた手法の“休符(で間を作って)からの(音の)爆発”を取り入れたい」と笑った。

 また、番組内ではベートーベンの推定年収と同時に、又吉の芥川賞受賞前の推定年収と「火花」の推定印税収入が紹介された。共演の阿川佐和子(62)や松岡茉優(20)を驚かせ、本人が「こんなにもらってない!」と必死に否定した金額やいかに―!?23日午後1時55分放送。

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