「たこやき日和」人気沸騰　大江裕＆山口ひろみ初デュエット曲

「忘年会でデュエットして」と話す大江裕と山口ひろみ

　演歌歌手・大江裕（ゆたか、２６）と山口ひろみ（４０）の初デュエット曲「たこやき日和～夫婦（めおと）屋台～」（日本クラウン、税込み１３００円）が爆発的なセールスを記録している。

　北島ファミリーの仲良しコンビのふたりはともに大阪出身。“ソウルフード”のたこ焼きをテーマに、息ぴったりの軽妙な掛け合いで歌い上げる“ほのぼの浪花夫婦演歌”に仕上がっている。これからの忘年会シーズンにピッタリの一曲だ。

　作詞・作曲は伊藤美和氏と徳久広司氏で、大江が５月にリリースした「おんなの嘘」と同コンビ。前作に続くヒットをけん引する。

　大江は０７年、ＴＢＳ系列「さんまのＳＵＰＥＲからくりＴＶ」の「かえうた甲子園」コーナーに出演し、抜群の歌唱力と個性的なキャラクターで注目を集めた。その後「神様」と崇める演歌の大御所・北島三郎（７９）に認められ、ファミリーに。今は全国のファンと師匠へ「感謝」の気持ちを込め、歌を届けている。

　そんな熱い思いが通じ、リリース前から「たこやき日和～夫婦屋台」は話題に。「早くこの歌を妻と歌いたい！カラオケは入っていないのか？」といった問い合わせが殺到したという。

　大江は「とてもうれしいです！忘年会で好きな人とデュエットしてほしいですね」とコメント。山口も「夫婦仲がうまくいっていない方も、この曲を通して仲直りしてほしいです」とユーモアたっぷりに語った。

　今月２２日には、「たこやき日和～夫婦屋台～」の発売記念イベントが、築地銀だこの協力のもと、築地銀だこハイボール酒場新橋店で１４時から行われる。大江と山口が、浪花のたこやき屋を営む夫婦を装い「たこ焼き」を振舞う。