富田靖子「女優魂さく裂」夫役・山崎銀之丞と見せた波瑠への愛情

[ 2015年12月5日 14:58 ]

「あさが来た」で炭鉱の親分夫婦役を演じる山崎銀之丞(左)と富田靖子

 NHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜前8・00)で、炭鉱の親分夫婦役を演じる俳優・山崎銀之丞(53)と女優・富田靖子(46)が5日、同局「土曜スタジオパーク」(土曜後1・50)に生出演。炭鉱編での撮影秘話などを語った。

 炭坑で働く治郎作親分とカズの夫婦役。富田はオフに買い物をしていると「きょうは顔が汚れてないね」と声を掛けられ、山崎も「届くメールの一番上に“作業お疲れさまでした”と書かれるようになった」と、ドラマの反響の大きさを口にした。

 ともに福岡県出身で博多弁は問題ないものの、ドラマで使う言葉は筑豊の言葉だけに「博多弁とは微妙に違うので大変だった」と2人。撮影は10日間集中して行われたといい、「男ばかりのむさくるしい毎日でしたが、それが楽しかった」(山崎)、「みなさんふんどし姿で“見ちゃいけない”って感じでしたが、家族みたいになって一日経ったら平気になった」(富田)と、笑顔で振り返った。

 この日はヒロイン役の女優・波瑠(24)がVTR出演し「(炭鉱編の撮影が)一番大変だった」と吐露。短い撮影時間の中でセリフ量も多く、関西弁とも格闘している波瑠の様子を見ていた2人は「(波瑠の)苦労を考えたら、こちらが“キツイ、辛い”なんて吐いたらボコボコにされる」と気を引き締めたという。

 山崎は、波瑠の睡眠時間を確保するためにも「こちらがNGを出したらいかんばい。奥さんを守るぞ、オー!っていう感じだった」と話し、富田も「NGを出すこともあるのですが、今回ばかりは1回で撮り終わるぞと、女優魂をさく裂させました」。ドラマの内容と同様、ヒロインへの愛情をそろって言葉にしていた。

続きを表示

2015年12月5日のニュース