荒川静香 羽生の300点超え演技称賛「得点以上に記憶に残る」

[ 2015年12月4日 19:51 ]

「ESCADA」2016春夏ファッションショー記者会見に出席した荒川静香

 プロフィギュアスケーターの荒川静香(33)が4日、都内で「ESCADA」2016春夏ファッションショーの記者会見に出席した。

 GPシリーズ最終戦のNHK杯を現地で見た荒川は、羽生結弦(20)が史上初めて合計300点を超える322・40点で優勝したことについて「すごい4分半だった。フィギュアスケート史上大きく印象に残る活躍だった」と興奮。「五輪で金メダルを獲ってもなお成長し、世界をひっぱり続け、アスリートとして尊敬する。子どもたちのいいお手本になるのではと期待している。見ていてどこまで進化するのか」と舌を巻いていた。また点数よりも「スケーターとして誰もできない演技をした。得点以上に記憶に残る演技だった」と最大の賛辞を送った。

 一方、3位に終わった浅田真央(25)については「若い時から高い技術を維持して世界のトップで活躍し、挑戦し続けているところを尊敬する」と称賛。GPファイナルでは「世界屈指の技術が競われるということで非常に楽しみ」と期待を寄せた。

 自身は昨年11月に第1子となる女児を出産し、育児に奮闘中。「まだまだ母として始まったばかり、子供が母にしてくれているところがある」とすっかりママの顔。「歩くようになりまして、何度転んでも立ち上がる。あぁ、大事なことだなって子供から学ぶことが多い」としみじみ。

 将来スケートを?と聞かれると「同じことやるとかわいそうかな。でも本人がやりたければ、応援したい」と語った。同イベントにはゲストモデルとして登場。「ものすごく緊張している」と語っていたが、いつものクールビューティーで周りには伝わらず。「表現力が乏しいのかあまり(顔に)出ないんですよ」と苦笑いしていた。

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