アヤパン「下町ロケット」で連ドラ初出演 オファーの意外な理由

[ 2015年12月3日 05:30 ]

TBS「下町ロケット」に出演する高島彩

 阿部寛(51)の主演で高視聴率を記録しているTBSドラマ「下町ロケット」(日曜後9・00)に、フリーの高島彩アナウンサー(36)がジャーナリスト役で出演する。連続ドラマ初出演、本格的に演技を行うのも初、TBSへの出演も初となる。

 人工弁や人工心臓をテーマにした後編「ガウディ計画編」は、佃製作所の佃航平(阿部)、サヤマ製作所の椎名直之(小泉孝太郎)の両社長のバトルが見どころ。さまざまな追加キャストが発表されてきたが、主要どころではこれが最後となる。

 高島が演じるのは元新聞記者で、現在は医療事件を専門とするフリージャーナリストの咲間倫子。ノンフィクション作家としても注目を集め、著作で医療機関の闇を次々と切り裂くキレ者だ。ある真実を確かめるために佃製作所に来るが、その取材内容が「佃VSサヤマ」の争いに大きな影響を与えていく。

 映画「有頂天ホテル」などで短いシーンでの出演はあったが、本格的な演技は初挑戦。高島には“役者の血”が流れている。父の竜崎勝さんは、NHK大河ドラマなど時代劇を中心に活躍した俳優。実兄も元俳優だ。制作サイドも「旅番組で体当たりのリポートをしているのを拝見して、感情を前面に表現する演技も必ずできると確信してオファーした」と話し、物語の鍵を握る役に抜てきした。

 4日のクランクインを前に、高島は「新たな挑戦ではありますが、ひとつまみのアクセントになれるよう、皆さまの中に身を投げて全身全霊で取り組みます。ガウディ計画から感じている命の大切さを丁寧に伝えられるよう、鋭く、芯のある咲間倫子を演じられればと思っております」と意気込んでいる。13日放送の第9話から登場。

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2015年12月3日のニュース