「下町ロケット」謎めくキーマンはバカリズム プロデューサーからご指名

[ 2015年11月26日 06:00 ]

「下町ロケット」に出演するバカリズム(C)TBS

 お笑いタレントのバカリズム(39)がTBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)に出演することが決定した。29日放送の第7話から登場する。「佃製作所」のライバル会社の社員役。口数も少なく何を考えているのか分からない男を演じるが、実は後半のキーになる役どころで「後半の鍵を握ります!楽しみにしていてください」と自信たっぷりに話している。

 22日放送の第6話から後半パート「ガウディ編」がスタート。物語はロケットエンジンから人工心臓と人工弁の開発へと移行したが、22日放送回の平均視聴率は17・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と後半に入っても依然好調をキープしている。バカリズムが演じるのは、主演・阿部寛(51)演じる社長が経営する「佃製作所」のライバル会社で「サヤマ製作所」の社員・横田信生役。もともと開発部員だったが、現在は閑職に追いやられ無味乾燥の日々を送っている。

 口数の少ない、一件謎に包まれた男だが、両者が激しい争いを繰り広げる中で、ポイントとなっていく。伊與田英徳プロデューサーは「謎めくキーマン。これができるのは懐の深いお芝居をされるバカリズムさんしかいない」と起用理由を説明。バカリズムは当初、「オファーをいただいた時はまだ役クが固まっておらず、正直なんの役をやるんだろうって不安でした」と振り返るが、それでも「僕が演じる横田という男が完全に後半の物語の鍵を握ります」と意気込み十分。「最後は主演の阿部さんを食うぐらいの勢いで横田がかさらっていきますので、楽しみにしていてください」とPRした。

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2015年11月26日のニュース