NHK大河、井上真央から堺雅人へバトンタッチ「堺さんに託す」

[ 2015年11月25日 14:13 ]

りんごとシルクのストールを交換する井上真央(右)と堺雅人

 来月13日に最終回を迎えるNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に主演した井上真央(28)から、来年の「真田丸」の主人公・真田信繁(幸村)役の堺雅人(42)へ主役を交代する「バトンタッチセレモニー」が25日、東京・渋谷のNHKで行われた。

 井上は「撮影の後半になると一緒に仕事してたスタッフさんが『真田丸』のTシャツを着るようになってちょっと寂しかったです」という裏話を明かしつつ「こうやって引き継がれていくんだな、と思いました」と笑みを浮かべた。それを聞いた堺は「僕も『花燃ゆ』のTシャツもらってちょくちょく着ようと思います」と話し、井上を笑わせた。

 互いの作品のゆかりの地にちなんだ品を交換する恒例行事では、井上からは群馬県の品「シルクのストール」、堺からは舞台となる信州特産のりんごが送られた。堺は「年末のロケで巻いて共演者との結束を高めたい」と意気込み、井上も「撮影が終わって気も体も緩んでいるので、りんごダイエットでもしようかな」と喜んでいた。

 井上から堺へ長丁場での体調管理について「NHKの食堂はバランスがいいし、劇中の料理を作って下さる方に任せておけば大丈夫です」とアドバイス。堺も「栄養に気をつけて乗り切りたい」と力を込めた。

 井上は「みなさんに支えられて、1年走り続けて成長させてもらった。私が受け取ったように、堺さんに託していち視聴者として楽しみにしてます」と伝えると、堺も「人に支えられたという言葉が印象的。前の現場からの伝統やおもしろさをもらって『真田丸』ができる」と気を引き締めていた。

 真田丸は来年1月10日から放送。

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