川崎敬三さん 7月に亡くなっていた「アフタヌーンショー」司会で人気

[ 2015年11月24日 17:49 ]

ワイドショーの司会などで活躍した川崎敬三さん

 テレビのワイドショー司会で親しまれた俳優の川崎敬三(かわさき・けいぞう、本名陶山恵司=すやま・やすじ)さんが7月21日、川崎市内の病院で死去していたことが24日、分かった。82歳。神奈川県川崎市出身。

 1954年(昭29)、大映映画「こんな奥様見たことない」でデビュー。二枚目スターとして人気を博し、山本富士子や若尾文子など人気女優の相手役を務めた。60年代から70年代にかけては喜劇映画に出演。テレビでも江利チエミさん主演の「サザエさん」でマスオ役を演じた。

 74年から現在のテレビ朝日系のワイドショー「アフタヌーンショー」の司会を務め、81年には漫才コンビ「ザ・ぼんち」が歌った「恋のぼんちシート」の中で、「そぉなんですよ、川崎さん」など同番組のリポーターだった山本耕一とのやりとりがコミカルに取り上げられた。

 85年に「アフタヌーンショー」が打ち切りとなり、徐々に活動を縮小。90年にフジテレビ「世にも奇妙な物語」などに出演以降は、芸能活動をほとんどしていなかった。

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2015年11月24日のニュース