「あさが来た」自己最高25・0% 「マッサン」に並ぶ

[ 2015年11月24日 10:03 ]

NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインを務める波瑠

 モデルで女優の波瑠(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜前8・00)の第47話が20日に放送され、平均視聴率は25・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが24日、分かった。第38話(10日)の24・8%を上回り、自己最高をマークした。2014年度後期「マッサン」の最高25・0%(今年3月20日)に並んだ。

 幕末から明治・大正時代を背景に、大阪有数の両替商に嫁いだヒロイン・今井あさが商売の才覚を発揮して実業家となり、日本初の女子大学設立に奔走する姿を描く。モデルは“明治の女傑”と呼ばれた広岡浅子。朝ドラ初の幕末スタートとなった。

 朝ドラ通算93作目。2005年後期「風のハルカ」を手掛け、フジテレビ「不機嫌なジーン」(05年)で向田邦子賞を最年少受賞した大森美香氏(43)が脚本を担当。オープニングテーマはAKB48の「365日の紙飛行機」。来年4月2日まで、全156回。

 第47話は、梨江(寺島しのぶ)があさ(波瑠)を訪ね、加野屋にやって来る。梨江は、よの(風吹ジュン)に娘が仕事ばかりしていることを深くわびる。その後、梨江はあさの働きぶりをねぎらう。そんな母に対し、あさは妻としては自信がないと告白する。すると梨江は「しなやかな心を忘れたらあかん」と言い、あさに「ある物」を託す。さらに梨江は新次郎(玉木宏)にあさのことを頼むと伝える。そこにはつ(宮崎あおい)が現れる…という展開だった。

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2015年11月24日のニュース