宝塚雪組「哀しみのコルドバ」が初日、早霧せいな「気合十分です」

[ 2015年11月21日 20:24 ]

 宝塚歌劇団の雪組全国ツアー「哀しみのコルドバ/ラ・エスメラルダ」が21日、大阪・梅田芸術劇場でスタートした。

 「哀しみの―」は峰さを理(63)、安寿ミラ(55)、真飛聖(39)がトップスター時代に演じてきた宝塚の名作。今回は劇団きっての演技派、早霧せいな&咲妃みゆのトップコンビが演じ切ない悲恋にファンの涙を誘った。一転、ラテンをテーマにしたショーでは客席を巻き込んで大いに盛り上がり、決めゼリフでは「めっちゃ好きやねん!」や、なぜか「たこ焼き!」と叫ぶなど関西弁を織り込むなどツアーならではの“ご当地ネタ”も満載だった。

 カーテンコールでは長崎出身の早霧が、初めて宝塚を観劇した当時に触れ「全国ツアーで、やっと手に入れた切符は一番端っこでした。それでも、まばたきすることも忘れて見入ったことを今でも鮮明に覚えています」とあいさつ。「ツアーは始まったばかり、気合十分です!皆さん、私たちが無事宝塚に戻って来られるようお祈り下さい。あ、でもあと2日はここ(梅田芸術劇場)でした」と笑いも忘れなかった。公演は13日、神奈川・相模女子大学グリーンホールまで。

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2015年11月21日のニュース