乳がん公表の生稲晃子 再発のショック明かす 娘のため負けられない

[ 2015年11月10日 11:33 ]

乳がん闘病を明かした生稲晃子

 元「おニャン子クラブ」のタレント生稲晃子(47)が10日、自身のブログを更新。乳がんのため、右乳房を全摘出していたことを公表した。

 43歳の誕生日を迎えた11年4月28日に初めて早期のがんが発見され、翌月に腫瘍を部分切除する手術を受けた。病理検査の結果、「初期の浸潤性乳頭腺管がん」と診断されたが、温存した乳房の中で12年夏、13年10月と2度の再発が確認され、13年暮れに乳房全摘出の手術を受けた。

 「今までお話できなくて、ごめんなさい。そして突然の公表で、皆さんにご心配をおかけしてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪。「長年レギュラーを務めさせていただいた健康番組でのお仕事がこの秋終了したことと、先月、失った右胸の再建手術をしていただいたことで、自分の中でひとつ区切りがつき、皆さんにお話させていただくことにしました」と公表の理由を説明した。

 「これまで不安もいっぱいありました。再発という言葉を病院の先生からお聞きした時は、息ができないくらいショックでした。でも私には、まだ10歳にも満たない子供がいる、私の元に生まれてきてくれたこの子が成人するまでは負けてはいられない、頑張らなくてはと、くじけそうになる自分に言い聞かせてきました」と心境を明かした。

 「がんが見つかってからの道のりは、私にとってはとても長かったけれど、元気な姿をお見せしてこられたのは、芸能界でのお仕事を続けてやらせていただけたことと、たくさんのファンの皆さん、スタッフの皆さん、友達がいてくださったからです。本当にありがとうございました」と感謝した。

 2003年に結婚した実業家の夫と、小学4年の一人娘(10)も、仕事と闘病を両立しようとしている生稲を理解し、支えている。

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2015年11月10日のニュース