三谷幸喜監督 ライバルは「スター・ウォーズ」も白旗…「負けました」

[ 2015年11月9日 20:18 ]

「ギャラクシー街道」特別講座を行った三谷幸喜監督

 三谷幸喜監督(54)が9日、最新作「ギャラクシー街道」を「宇宙一楽しむための宇宙講座」と題したイベントを都内の上映館で行った。

 「宇宙の大きさ完全版」「宇宙と映画」「ギャラクシー街道はSFか?」という3つのテーマに分けてプレゼンし、主演のSMAP・香取慎吾(38)も受講。「宇宙の大きさ」では、「地球から月までは徒歩で10年だけれど、火星までは1541年かかる」など独自の観点で説明し、観客をうならせた。

 「宇宙と映画」では、歴史に残る宇宙映画として初のSF映画とされるメリエスの「月世界旅行」(1902年)、「2001年宇宙の旅」(68年)、「スター・ウォーズ」(77年)を挙げ、その系譜に「ギャラクシー街道」が連なると宣言。12月18日には「スター・ウォーズ フォースの覚醒」が公開されるが、「企画はこっちが先。向こうがぶつけてきた。ひきょうなヤツらですよ」と豪語した。

 だが、「結果的にライバルになったけれど、負けました」と相手の公開前にあっさり敗北宣言。SF映画ではないという意見もあることについては、「何言ってんだ、バカヤロウ」と異議を唱え、「隅々までいろいろと考えて作ったので、1回見ただけじゃ分からない。何度も見て、楽しさを共有してほしい」とアピールしていた。

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2015年11月9日のニュース