円楽18年ぶり時代劇 語り役で江戸の文化や歴史の背景解説

[ 2015年11月9日 11:04 ]

語り役として、18年ぶりに時代劇に出演する三遊亭円楽

 落語家の三遊亭円楽(65)が18年ぶりに時代劇に出演する。BS朝日開局15周年記念の2夜連続スペシャル「大江戸事件帖 美味でそうろう」(12月4、5日後6・30)で語り役を務める。

 主演の北村一輝(46)演じる瓦版屋を生業とする食通の浪人が、味覚と剣術を武器に江戸の町で難事件を解決していく物語。円楽はドラマの要所で、江戸の文化や歴史の背景について、分かりやすく解説する役割を担う。

 円楽の時代劇出演は「暴れん坊将軍6、7シリーズ」(1994年10月~97年1月)で「め組の小頭」を演じて以来。番組によると、今作の語り役は美食や娯楽、江戸の雑学など、この作品を面白く見るためのポイントを伝える重要な役どころになるため、豊富な知識と軽妙な語り口を持つ円楽に依頼した。

 円楽は「京都の東映撮影所での撮影は暴れん坊将軍以来でした。やはり時代劇は日本人の心の故郷。江戸ブームが再び盛り上がっているので、この番組が時代劇復活の糸口になればなあって思います」と意気込みを話している。

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2015年11月9日のニュース